「魔法にかけられて」なる映画
暴力、性表現なし、G注意
(あらすじ)
wiki引用 若干補足
原題「Enchanted」
(アニメパート)おとぎ話の世界アンダレーシアに住むジゼル姫はエドワード王子と出逢ってその日のうちに婚約する。王子の継母である悪の魔女ナリッサは自分が女王の座を奪われることを危惧し、ジゼル姫を「永遠の幸せなど存在しない世界」現代都市のニューヨークに追放してしまう。
(実写パート)大都会で路頭に迷ったジゼル姫は仕事帰りの弁護士ロバートと娘のモーガンに助けられる。ロバートとモーガンは浮世離れしたジゼル姫の言動に困惑するが、天真爛漫な彼女の人柄に触れ、次第に家族のように打ち解けてゆく。一方、エドワード王子と勇敢なリスのピップはジゼル姫を救い出すため現実の世界へ駆けつけるが、女王の手先ナサニエルの妨害によってなかなかジゼル姫を見つけることができない。やがてジゼル姫は現実の世界での恋愛の仕方と魔法の国での“永遠の愛”との違いを知り、また次第にロバートに惹かれつつある自分に気づき、戸惑いを隠せなくなっていくのであった。
(感想)
2007年公開の映画なのだが、今見ても打ち驚くなりけり。当時見た時の衝撃は凄かったぞよ。animationと実写の融合をあの当時にここまで完成させるとはディズニー恐るべし!
「ディズニーって、ほんと凄い。!」
麻呂も既に3回は観ておるこの映画。おとぎ話のキャラクターが、実世界に来てみたらどうなるのか、という実験的要素の強いもの。それを驚くべきCG技術によって成立させてしまった凄い映画なのじゃ。
発想もさることながら、ディズニー映画の実写初プリンセスを誕生させた偉業がここにある。さらには「ever ever after」等、皆一度は聞いたことがあるだろう数々の名曲も生まれた。「シンデレラ」や「白雪姫」等、おとぎ話やディズニー作品のパロディも随所にちりばめられており、クスッと笑えるシーンも豊富。勿論、主演エイミー・アダムスの好演も素晴らしい。
しかし、
麻呂はこの映画を紹介するのに非常にためらったことが一つだけあるのじゃ。たった一つだけ。
それは…
「Gが!Gが大量発生するのじゃー!」
弁護士ロバート宅に居候?を始めた頃、ロバートの家の汚さにジゼルが目を留め、色々な小動物を使って歌い踊りながら掃除をするシーンがある。そこで、多分G!いや絶対G!が大量に出てくるのじゃ!
麻呂はこの映画とてもお気に入り。実世界も段々とおとぎ世界が入り込んで、ファンタジックな美しさがそこにはあった。ミュージカルはウキウキ、魔法はワクワク、恋愛模様にはドキドキ。なのに割と序盤にゴキゴキ…
…
…
「このシーン…………いる?」
…
…
いらぬ。
なので冒頭の註釈に「G注意」と書いておいたぞよ。麻呂はあの生物だけは本当に苦手なのじゃ。良く、このシーンは必然とかなんとか云うけども、必然性があるのは漫画の「テラフォーマーズ」だけじゃ!(割と正論)
とにもかくにも、実写初プリンセス映画は大成功であったことは間違いない。そういえばロバートウィリアムズ主演の「フック」、ワクワク感はあの雰囲気に似ているな。未だにルフィオって死ぬ必要あったのかと思うのだけれど。ルフィオ…君を忘れるまで忘れないぞよ。
そういえば、ちょうど「魔法にかけられて」の続編が出るとかで今話題になっているので、楽しみじゃの。皆もこの機会にもう一度観てたも。(Gは注意じゃ)
ではでは皆に幸多からんことを。
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